意外と知らない?従業員割引の上手な活用法と注意点

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意外と知らない?従業員割引の上手な活用法と注意点

「しなナビ」です。

今日は、品出しバイトあるある、というよりは、私たちのささやかな「特権」についてお話ししましょう。

地域密着型のスーパーで働いていると、誰もが気になるのが「従業員割引」ですよね。

私も正直、このバイトを始めた一番の動機の一つは、生活費を少しでも抑えたいという切実な思いでした。

スーパーで働いていると、お給料以外にも「これって使えるの?」と聞きたくなるものが色々あります。

今回は、私が実際に経験してきた、従業員割引のリアルな活用法と、絶対に知っておくべき注意点について、包み隠さずお話ししていきたいと思います。

目次

従業員割引って、どれくらいお得なの?

まず、一番気になるのは割引率ですよね。店舗によって本当にバラバラなので、これは入社した時に必ず確認してほしいポイントです。

私が働いているお店の場合、大まかに分けて2種類の割引があります。

  • 全品一律〇%オフ(例えば10%オフ)
    これは特定の日や時間帯ではなく、いつでも適用される基本の割引です。
  • 期限間近品や廃棄間近品の特別割引
    これは割引率がぐっと上がります。場合によっては半額やそれ以上になることも。

私が初めてこの割引制度を知ったときは、「え、これマジで使えるの?」と感動しました。

だって、日常的に買うお米や調味料、お菓子が安くなるんですから。

でも、ここで勘違いしないでほしいのは、「割引があるからって、何でもかんでも買っちゃダメ」ということです。

私の失敗談:割引の罠にはまる

私にもありました、割引の罠にはまった経験が。

以前、賞味期限が近いパンが50%オフになっていたんです。

すごくお得に感じて、つい調子に乗って5個も買ってしまったんですね。その日はラッキー!と思ったのですが、結局、食べきれずに半分くらい残してしまいました。

「割引されているから」という理由で必要以上のものを買ってしまうこと。 これが一番の落とし穴です。

最終的に捨ててしまうことになると、割引されていた意味がありませんし、ゴミを出す手間まで発生してしまいます。

私はその後、品出し作業で生鮮食品の「先入れ先出し」を徹底的に教わったことで、食べ物は新鮮なうちに使い切る大切さを学びました。

従業員割引を使う際も、「本当に今、必要なものだけ」を厳選するように心がけています。正直、これが一番確実な節約術だと気づきました。

上手な活用術:狙うべきは「期限間近品」

本当に恩恵が大きいのは、期限が近い商品や、形が悪くて売れ残りそうな野菜や果物です。

例えば、バナナが真っ黒になって値札が何回も貼られたもの。普通なら廃棄されるレベルですが、これが50円とかで売られていることがあります。

私がやっている上手な活用法は以下の通りです。

  • 冷凍保存できるものを狙う
    お肉や魚、パンなどは、割引されたタイミングで買って、すぐに冷凍庫へ直行です。
  • 日持ちする調味料をストックする
    醤油や味噌などの基本調味料は、割引のタイミングで買っておけば、数ヶ月は安心です。
  • 廃棄間近の野菜で作り置き
    少し傷んでいるけれど調理すれば問題ない野菜は、大量に買ってスープやカレーにして冷凍保存します。

これらの商品は、棚の隅や専用のコーナーに置かれていることが多いので、品出しをしながら「今日はラッキーだな」なんて思ってチェックするのが日課になっています。

社員さんとの微妙な距離感とルールの確認

従業員割引には、必ず守らなければいけないルールがあります。これを破ると、ただのバイトどころか、信用を失いかねません。

私が最も気を付けているのは「レジでの振る舞い」です。

例えば、お客様の会計が終わった後に、こっそり自分の荷物を混ぜて割引をかけようとする行為。これは絶対にダメです。私も、他の人の会計が終わってから、自分の私物を自分でピッとして割引を適用させています。

また、人間関係があまり得意ではない私でも、これは絶対に守るべきこととして徹底しているのが、「社員や先輩の許可なく勝手に割引価格で商品を持ち出さない」ことです。

以前、新人の頃、休憩中に「これ、割引していいですか?」と聞かずに、おにぎりを食べてしまったことがありました。後で店長に注意されましたが、当たり前のことですが、これは「万引き」と同じとみなされる可能性があるんです。めちゃくちゃ焦りましたし、本当に恥ずかしい思いをしました。

大切なのは、誰かが見ていなくても、常に正直に行動することです。 割引はあくまで「従業員への特典」であり、「万引きの言い訳」ではないですからね。

割引適用外のアイテムを知っておこう

全てのものが割引対象になるわけではありません。これも必ずチェックリストに入れておきましょう。

  • タバコや金券類
    これは論外ですよね。定価販売が原則です。
  • 一部の専門性の高い酒類
    お店によっては、仕入れ値が高いお酒類は対象外になる場合があります。
  • 特定サービスの利用料
    例えば、お店が行っているクリーニングサービスや宅配サービスなどは割引対象外でした。

私がこれを学んだのは、お酒の品出しをしていた時です。ビールケースを運びながら「この缶ビールも安くなるのかな?」と期待したら、対象外だと聞き、がっかりしたのを覚えています。

まとめ:お得は「賢く」使うのがプロの技

結局のところ、従業員割引は、日々の生活の負担を少しだけ軽くしてくれる、ありがたい制度です。

でも、勘違いしないでください。このバイトは、気合と根性で乗り切るものではなく、いかにミスなく効率よく、決められたルールの中で作業をこなすかが大切です。従業員割引も、その「ルールを理解し、賢く活用する」という点で、仕事の一部なんだと捉えています。

もしあなたがこれから品出しバイトを始めるなら、割引のルールについては、入社初日に遠慮せずに質問してください。私も、最初は聞き方が分からずにモジモジしていましたが、聞いてしまえば大したことではありませんでしたよ。

生活のために頑張っているあなたにとって、このささやかな割引が、少しでも心の支えになれば嬉しいです。焦らず、ルールを守って、賢く活用していきましょうね!応援しています。

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