段ボールで手がボロボロに…品出しスタッフのための手荒れ対策とおすすめケア
しなナビこんにちは、「しなナビ」です。
品出しバイトを始めて、だんだんと仕事に慣れてきたあなた。お疲れ様です!
さて、品出しの仕事をしていると、避けては通れないのが「段ボール」との格闘ですよね。
商品の陳列のために、毎日大量の段ボールを開封したり、潰したり…。
最初は気にしていなくても、いつの間にか手がカサカサになったり、小さな切り傷が絶えなくなったりしませんか?



私もしょっちゅうです。
この前も、新しいお菓子の発注が来て、段ボールをカッターで開けていたら、指の腹が思いっきりスライスされてしまいまして…。
結構深く切れてしまい、その日は絆創膏だらけになってしまいました。
絆創膏を貼っていると、次の作業でまた剥がれたりして、本当に面倒なんですよね。
今日は、そんな品出しバイトで悩みがちな「手荒れ」や「手の怪我」について、私の実体験を交えながら、具体的な対策とケアの方法をお話ししたいと思います。
精神論ではなく、使えるテクニックとして読んでいただけると嬉しいです。
品出しで手が荒れる、主な原因ってなんだろう?
品出しスタッフの手荒れは、主に3つの原因で起こっていると私は分析しています。
1. 段ボールの紙粉と摩擦
段ボールは、見た目以上にザラザラしていて、大量に触ると手の水分を奪います。
特に、切り口や端の部分の繊維が、肌に刺さるように擦れて乾燥や炎症の原因になります。
カッターで切り開く作業なんて、皮膚へのダメージも大きいですよね。
2. 繰り返しの水濡れと洗剤
品出し作業中は、商品の陳列や清掃などで、手を洗う回数が尋常ではありません。
特に夏場は汗もかくので、頻繁に石鹸や洗剤で洗うことになります。
この「濡れて乾く」の繰り返しが、肌のバリア機能を破壊してしまうんです。
私は以前、飲料の補充中に台車をぶつけて缶を潰してしまい、床がジュースまみれになった時、何度も石鹸で手を洗った結果、その晩は手がガサガサで痛くて眠れなかったことがあります。
3. 重い商品の運搬による物理的なダメージ
ビールケースや2リットルのペットボトルなど、重いものを扱うと、どうしても指や手のひらに負担がかかります。
私の場合、ビールケースを運ぶ際に、ケースの角で手の甲を思い切り打ってしまい、しばらくアザが消えなかったことがあります。
痣はともかく、皮膚が硬くなったり、ひび割れの原因にもなります。
私が試して効果があった!具体的な手荒れ対策
原因が分かれば対策は簡単です。私は失敗を繰り返しながら、いくつかの「これならできる」という対策を見つけました。
対策1:作業用グローブの導入(必須です!)
これはもう、最強の防御策です。
以前は「手袋をすると細かい作業がやりにくいから」と敬遠していましたが、一度試したらもう戻れません。
私が使っているのは、薄手のゴム引き手袋です。ホームセンターで売っている、滑り止めがついているタイプですね。
- メリット
段ボールのザラザラから完全にガードしてくれます。また、滑り止めのおかげで、重いものを運ぶときもグリップが効いて安心です。(荷崩れ防止にも一役買いますよ!) - 注意点
汗をかくので、長時間の着用は蒸れます。4時間の勤務なら問題ありませんが、夏場はこまめに外して手を乾かす必要があります。また、生地が薄いものを選ぶと、カッター作業の際に指先が鈍くなりにくいですよ。
対策2:作業後の「即時保湿」を習慣にする
「休憩時間にハンドクリームを塗る」だけでは不十分です。本当に大事なのは、「手を洗ったら、すぐに」塗ること。
手を拭いた直後は、まだ皮膚の内部に水分が残っています。このタイミングで保湿をしないと、せっかくの保湿剤が水分と一緒に蒸発してしまい、逆に乾燥を招きます。
私は、作業場から一度離れて休憩に入る前に、必ず共用のハンドソープで手を洗い、すぐに自分の小さなチューブのハンドクリームを塗りこんでいました。これを徹底してから、指先のひび割れが激減しました。
対策3:寝る前の「集中保湿」で修復する
日中の作業で受けたダメージは、寝ている間に修復するのが一番効率的です。
おすすめなのは、ワセリンや高保湿のクリームを「厚塗り」してから寝ることです。私は寝る前に、少しベタつくくらいの量を両手に塗り込み、そのまま寝ています。
最初はベタつきが気になっていましたが、翌朝の手触りが全然違うんです。
特に冬場や乾燥がひどい時は、保湿力の高いものをケチらず使うのがコツです。個人の生活費を稼ぐために頑張っているわけですから、自分の体を守るケアは大切にしたいですよね。
人間関係よりも大切な、自分を守るマインドセット
品出しバイトをしていると、どうしても「周りのスピードに合わせなきゃ」とか、「先輩みたいにタフにならなきゃ」と思ってしまいがちです。
でも、そうやって自分の体調や皮膚を無視して頑張りすぎると、後で大きなミスにつながりかねません。
私も以前、発注作業中の先輩に話しかけられてピリッとされた経験がありますが、無理に空気に合わせるよりも、まずは自分の作業を安全かつ確実に行うことが最優先だと学びました。
手が荒れて痛みがあると、集中力も落ちます。集中力が落ちると、どうなるか…
そう、私が経験したような「お酒を缶に穴を開けて棚をベタベタにする」ような大惨事につながります。
だからこそ、手荒れ対策は「甘え」ではなく、「ミスを防ぐための必要な準備」だと考えてください。
最後に
品出しの仕事は、体力も使いますし、地味ですが毎日続けると確実に身体に変化が出てきます。
私自身、バイトを始めてから体重が少し減りましたし、何より毎日体を動かしている実感があります。
でも、その体の一部である「手」がボロボロになってしまうのは本意ではないですよね。
今日お話しした対策を一つでも取り入れて、あなたの「相棒」である手を大切にしてください。
地域のお客様に気持ちよく商品をお届けするためにも、まずは自分のコンディションを整えることから始めましょう。
焦らず、自分のペースで、でも着実にスキルアップしていきましょうね。また次回の記事でお会いしましょう!応援しています。
