JANコードは下4桁だけ見ろ!商品識別のスピードを上げるプロの技

当ページのリンクには広告が含まれています。
JANコードは下4桁だけ見ろ!商品識別のスピードを上げるプロの技

こんにちは!地域密着スーパーで品出しバイトをしている「しなナビ」です。

このブログでは、これから品出しバイトを始めたい方や、始めたばかりで不安を感じている方に、私が現場で学んだ「リアルな技術」や「考え方」を正直にお伝えしています。

さて、今日は品出し作業の効率を爆上げするための、ちょっとした「裏技」とも言えるお話です。それは、「JANコードは下4桁だけ見ろ!」という、一見すると信じられないようなテクニックについてです。

「え?JANコードって全部見なきゃダメなんじゃないの?」って思いますよね。私もそう思っていました。でも、現場でスピードを求められるうちに、この方法に行き着いたんです。今日はその理由と、私が実際にどうやってスピードを上げてきたかをお話ししますね。

目次

なぜJANコードの「下4桁」に注目するのか?

品出しバイトを始めたばかりの皆さん、レジで使うバーコードの下に印字されている数字、あれがJANコードですよね。商品を発注したり、棚卸しをしたりする時、この番号と商品の対応を覚えるのが最初の難関だと思います。

最初はね、私、一つひとつバーコードをじっくり見て「あ、これは4901000XXXXXだ」なんて確認していたんです。

ですが、「全部をしっかり見る」という意識は大事だけれど、それを実行するには時間がかかりすぎるということです。特に、何十個、何百個と同じような商品を扱うとき、一つひとつ丁寧に確認していては、夕方になっても作業が終わらないかもしれません。

そこで見つけたのが、「下4桁だけをキーにする」という方法です。

「下4桁ルール」の具体的な運用方法

どういうことかというと、まず、よく補充する定番商品や、最近頻繁に入ってくる商品の「下4桁」を覚える、あるいはメモしておくんです。

例えば、よく入ってくるA社のミネラルウォーターが「XXXX-1234」だとします。そして、今日はそのミネラルウォーターを2ケース補充しなければならない。

  1. 発注書やバックヤードの指示書で、必要な商品のJANコード下4桁を確認する。
  2. 台車に乗っている商品や、届いた段ボールのJANコードの下4桁だけを素早くチェックする。
  3. 数字が一致したら、迷わず棚へ持っていく。

なぜこれが有効かというと、大口の数字(JANコードの前半部分)は、メーカーや商品のカテゴリーで大体共通していることが多いからです。地域密着のスーパーだと、仕入れているメーカーや商品ラインナップに偏りがあるため、後半の4桁が個々の商品の識別子として機能しやすいんです。

もちろん、これには慣れが必要です。最初は「本当に大丈夫かな?」と不安になると思います。私もそうでした。

スピードアップの秘訣は「慣れ」と「ミスを減らす技術」

私がこの方法を確立できたのは、やはり失敗を繰り返したからです。

先ほどの塩味・チーズ味の入れ替わり以外にも、ビールケースを運んでいて台車にぶつけて缶を破損させたり、急いでコロ台車を運んで荷物を全部ぶちまけたり…体力的にも精神的にもきつい経験をたくさんしました。

でも、そうした失敗を経験すると、「焦ってミスをする時間」の方が、「ゆっくり正確にやる時間」よりもトータルでロスが大きいと気づかされるんです。

スピードアップの秘訣は、精神論で「早く動け!」ではないんです。「ミスをしないための確認作業を、いかに効率化するか」にかかっています。

下4桁ルールは、その効率化の一つです。最初は「しなナビさん、それってアナログすぎない?」なんて思われるかもしれませんが、現実に目の前の作業をこなすためには、その場で使える「武器」が必要です。

ベテランと初心者の違いは「情報処理速度」
ベテランの先輩方が速いのは、何も特別な身体能力があるわけではありません。彼らは、「この商品は、この棚のこの位置で、だいたいこのコードの下4桁だ」という知識が、無意識にインストールされているからです。
だから、私たちもそれを真似て、自分の担当エリアで頻繁に出る商品の下4桁を、まずは5種類だけでも覚えてみることから始めましょう。そうすれば、確認作業にかかる時間が劇的に減りますよ。

最初は、バックヤードで作業する際、スマホのメモ帳に「納豆:A社3桁、B社4桁」みたいに、自分専用のチートシートを作っておくのもアリです。周りに見られて恥ずかしいかもしれませんが、あなたの仕事が早く終われば、誰も文句は言いませんから。人間関係が苦手な私にとって、これは非常に有効な生存戦略でした(笑)。

読者のあなたへ

品出しバイトは、地味に見えて、実は頭を使う作業の連続です。特に駆け出しの頃は、焦りや不安で、目の前の作業に手が止まってしまうことが多いですよね。

私も、発注作業中の先輩に話しかけてピリッとされたり、「ミツカン酢」を「みつかんす?」と聞き間違えたりして、心の中で何度もパニックになりました。

でも、心配いりません。あなたが今感じているその不安や戸惑いは、全員が通る道です。大事なのは、その都度、

「どうすれば次はミスを防げるか」
「どうすればもっと効率的にできるか」

を考えることです。

今日ご紹介した「JANコード下4桁チェック」は、すぐに使える具体的な技術です。これを試してみて、もしうまくいったら、それがあなたの「自分のやり方」の一つになります。

焦らず、自分のペースで、でも賢く作業を進めていきましょう。私も現場で、今日もお菓子を積み上げながら、あなたの成功を応援しています!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次