なぜあの商品はいつも品薄?品出し担当が知る人気商品の裏側

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なぜあの商品はいつも品薄?品出し担当が知る人気商品の裏側

ねえ、あなたもお店で「あれ?この棚、いつもスカスカだなぁ」って思ったこと、ありませんか?

特に週末やセール期間中だと、特定の調味料とか、地域限定のお菓子とか、気づけば空っぽになっている商品ってありますよね。スーパーで品出しをしている私たちからすると、「なんでこんなに人気なんだろう?」って、正直不思議に思うこともあります。

今日は、そんな「いつも品薄な人気商品の裏側」について、現役の品出しアルバイター、しなナビが現場のリアルな視点からお話ししたいと思います。品出しを始めたばかりの皆さんが「なんでこの商品は動かないんだろう?」と悩むとき、きっと今日の話がヒントになるはずですよ。

目次

人気商品の「品薄」は、実は自然なことなんです

まず大前提として、お店で特定の商品が品薄になるのは、ある意味で自然な現象なんです。

私たちは発注担当者ではないので、正確な発注数はわかりません。でも、店頭で品出しをしていると、商品の減り具合を見れば、その商品の「人気度」は一目瞭然なんですよね。

例えば、特売になっているシャンプーとか、新発売の限定フレーバーのお菓子なんかは、開店直後からどんどん売れていきます。私たち品出し担当は、それを見て「ああ、今日はこの棚を何回も回らないといけないな」って、ある種の予感を覚えるわけです(笑)。

予想外の「飛ぶ商品」に出会うことも

私がこの仕事で一番驚いたのは、「え、これがそんなに売れるの?」という商品に出会ったことです。

例えば、ある地元の豆腐メーカーが作った「季節限定の変わり種豆腐」があったとします。正直、最初は「まあ、地元の人は買うかな?」くらいの認識でした。ところが、初日の午前中で棚がほぼ空っぽに。慌ててバックヤードに取りに行っても、次の便が来るまで補充できない、なんてことがありました。

これは、私たちが一生懸命フェイスアップ(商品を正面に向けてきれいに並べること)をしても、物理的に商品がないんだからどうしようもない、ということなんです。焦って、似たような見た目の別の豆腐を並べそうになって、寸前で思いとどまった経験があります。あの時もし間違えていたら、またお菓子を間違えた時のように大混乱でしたよ(冷や汗)。

品出し担当者が抱える「在庫のジレンマ」

「品薄なら、もっと早く補充すればいいじゃないか」と思われるかもしれません。でも、ここが品出しバイトの難しいところなんです。

1. バックヤードの物理的な制約

スーパーのバックヤード(品出し前の商品を保管する場所)には限界があります。人気商品だからといって、必要以上に大量にストックしておくわけにはいきません。特に、賞味期限の短い生鮮食品やチルド品は顕著です。

私たちが必死に陳列している間も、他の作業(レジ応援、他の部門の商品補充、空き箱回収など)が同時並行で動いているので、「今すぐあの棚の商品を全部持ってきて!」と頼まれても、すぐに動けないときがあるんですよね。

2. スピードアップとミスのトレードオフ

そして、人気商品で品薄になっていると、どうしたって焦ります。

「早く補充しなきゃ!お客様が待ってる!」という気持ちが強くなると、危険なサインです。私はこのプレッシャーで、前述したお酒の缶を無理やり押し込んで穴を開けたり、荷物を載せた台車を勢いよく動かしすぎて荷崩れを起こしたりしました。

スピードを上げることは大切ですが、そこでミスをすると、結局、後始末に時間を取られて、トータルで見るとスピードダウンになるんですよね。人気商品だからこそ、「冷静に、焦らず、一つずつ確認する」という基本に立ち返ることが求められます。これは品出しの鉄則だと、何度も失敗して学びました。

人気商品が品薄にならないための「現場のサイン」を見逃さない

では、私たち現場の人間は何をすればいいのでしょうか?人気商品が品薄になるのは避けられないとしても、お店としての対応をサポートすることはできます。

常に棚を見て、在庫のサインを読み取る

私たちが品出し中に意識すべきは、「ただ商品を置く」のではなく、「その棚の在庫状況」を常に把握することです。

  • エンド(通路の突き当り)の状況: ここは特に動きが早いことが多いです。ここがスカスカなら、すぐにバックヤードに確認に行くべきサインです。
  • フェースが崩れている場所: 誰も取っていなくても、商品が斜めになっていたり、奥に引っ込んだりしている場所は、お客様から見て「空いている」と感じさせてしまいます。たとえ在庫があっても、フェイスアップを徹底することで、心理的な「品薄感」を減らすことができます。
  • 「残り○個」の表示: 最終的に残り個数が少なくなってきたら、早めに社員の方や先輩に「この商品、残りわずかです」と報告を入れる。これが一番確実な方法です。

私も、最初は「自分で何とかしなきゃ」と気負いすぎて、報告が遅れて店長に少し困った顔をされたことがあります。でも、報告は決して「サボり」ではなく、お店の在庫管理に協力する大事な仕事なんですよね。人間関係が苦手な私ですが、「在庫情報」だけはきちんと伝えるようにしています。

あなたの「観察眼」がお店を支えています

人気商品が品薄になるのは、それだけその商品がお客様に求められている証拠です。私たち品出し担当は、その需要と供給の現場の一番近くにいるわけです。

「いつも品薄だなぁ」と嘆くのではなく、「ああ、この商品は今日は人気なんだな」と受け止め、その棚の状況を正確に把握し、報告すること。これが、焦らずにミスなく品出しを続けるための、何よりの近道だと思います。

あなたが次のシフトで品出しをする時、ぜひ売り場を「お客様の視点」と「品出し担当の視点」の両方から見てみてください。きっと、いつも見えなかった商品の動きやサインが見えてくるはずですよ。

今日も、あなたの地道な作業が、地域のお客様の食卓を支えています。どうか自信を持って、一つずつ、丁寧に商品を並べていきましょうね。応援しています!

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