美しい陳列のコツ:お客様が思わず手に取りたくなる「フェイスアップ」術

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美しい陳列のコツ:お客様が思わず手に取りたくなる「フェイスアップ」術

品出しバイトを始めたばかりのあなたへ。今日は、陳列作業の「見た目」に特化した、すごく大事なテクニックについてお話ししますね。

目次

なぜ「キレイに並べる」ことが大切なの?

品出しの仕事って、「とりあえず棚が埋まればいいや」って思いがちですよね。私も最初はそうでした。とにかく早く終わらせたい、ミスなく商品を出したい、そればかり考えていたんです。

でも、この地域密着のスーパーで働き始めて、あることに気づきました。それは、お客様が商品を取るかどうかは、棚の見た目で決まるということです。

例えば、シャンプーを補充するとき、パッケージの正面がバラバラに向いていたらどうでしょう?ゴチャゴチャしていて、どこに何があるか一瞬で分かりませんよね。お客様はきっと「あ、なんか面倒くさいな」と思って、別の棚やお店に流れていってしまうかもしれません。

これを解消するためのテクニックが、「フェイスアップ」なんです。

「フェイスアップ」って具体的に何をすること?

フェイスアップとは、簡単に言えば、お客様から見える商品の正面(フェイス)を、棚の前面に揃えて、きれいに並べる作業のことです。

商品が棚の奥までスカスカになっていたら、手前に持ってくる。パッケージの向きがバラバラだったら、全部正面を向かせる。これだけ聞くと簡単そうに思えますよね。

ただ、この作業をサボると、後で必ず自分が大変な目に遭う、という厳しい現実もセットなんです(笑)。

私の失敗談をお話ししますね。

私がフェイスアップをサボった結果

以前、ドレッシングの補充を担当していた時のことです。とにかく急いでいて、裏の在庫を前に持ってくるだけで精一杯。「フェイスアップなんて、後で誰かがやるだろう」と完全にサボりました。

翌日、店長から呼ばれました。「しなナビさん、ここの棚、お客様が通路に出てしまうくらい商品が奥に入っちゃってるよ」と。私が補充したドレッシングの列が、棚の奥で迷子になっていたんです。

その結果、私がその場で30分かけて、一つ一つドレッシングを引き出して、フェイスを揃える羽目になりました。正直、サボったツケは必ず自分で払うことになるんだなと、痛感しましたね。

フェイスアップは、「次に来る人(お客様、または次の品出し担当者)」への思いやりなんです。これを徹底することで、自分の作業効率も結果的に上がるんですよ。

誰でもできる!フェイスアップ3つの基本ステップ

じゃあ、どうやったら効率よく、キレイにフェイスアップできるのか。私が現場で実践している、誰でも真似できる簡単なステップを教えますね。

ステップ1:まずは空いたスペースを埋める

フェイスアップの前に、そもそも商品が少なすぎる状態だと意味がありません。

  • 「先入れ先出し」を意識しつつ、奥の商品を手前に寄せる:空いているスペースを埋める作業が最優先です。奥にあっても、賞味期限が近いものから前に出すように意識してくださいね。
  • 「面取り」は後回しでOK:急いでいる時は、とりあえず在庫を棚に収めることを最優先にして大丈夫です。完璧主義になりすぎると、他の作業が止まってしまいますから。

ステップ2:パッケージの向きを統一する

ここからが本番のフェイスアップです。

  • 棚の端から中央へ向かって揃える:自分が立っている位置から、棚の右端や左端など、一方の端を決めて、そこから商品一つずつを触って、正面を向いているかチェックしていきます。
  • 「揃える」というより「押し込む」イメージ:単に正面を向けるだけでなく、棚の奥に向かって、ガシッと垂直に押し込むように並べると、次に誰かが商品を取っても、すぐに定位置に戻りやすくなりますよ。

ステップ3:高さを揃える(段差をなくす)

同じ商品の列なのに、商品によって高さがバラバラになっていると、すごく見栄えが悪くなります。

  • 段差ができていたら、低い方を押し上げる:ビールケースや飲料など、重さのあるものは特に注意が必要です。低い商品があれば、その下に空き箱や薄い段ボールを忍ばせて高さを調整したり、直接商品を押し上げて高さを揃えたりします。

私は最初は力加減が分からず、重い缶詰の段ボールを床に落として大惨事になったことがありますが(台車に激突させてしまった時もありました…💦)、段ボールの強度や商品の重さを体で覚えるしかないんですよね。

フェイスアップを制する者が、品出しを制す

なぜ、私がこれほどフェイスアップを推すかというと、フェイスアップがしっかりできている棚は、補充作業が格段に楽になるからです。

商品が綺麗に揃っていると、どこに在庫があるか、どれだけ補充すればいいかが一目でわかります。結果的に、スピードが上がるんです。

私が一番作業が速かった時も、その日は朝から棚がピカピカに整っていた日でした。焦って作業するのではなく、「整っているから、早く終わる」という好循環が生まれるんです。

最初は手間だと感じるかもしれませんが、ぜひ今日から意識してみてください。お客様の「ついで買い」を誘う、最高の陳列は、あなたの手にかかっていますよ!

焦らず、一つ一つの棚を丁寧に整える意識を持てば、きっとあなたも「この棚はキレイだね」と言われる日が来ます。私もまだまだ勉強中ですが、一緒に頑張っていきましょうね。応援しています!

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