スーパーの正社員が語る、アルバイトの品出しに求めること

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スーパーの正社員が語る、アルバイトの品出しに求めること

スーパーの正社員が語る、アルバイトの品出しに求めること

品出しバイトを始めたばかりのあなた、お疲れ様です。「しなナビ」です。

新しい環境に慣れないうちは、頭の中で色々なことがぐるぐる回りますよね。「これで合ってるのかな?」「社員さんや先輩はどう思ってるんだろう?」って不安になる気持ち、すごくよく分かります。私もそうでした。

特に、品出し作業は「単純作業に見えて、実は結構見られている」という側面があります。レジ打ちのように直接お客様と接するわけではないので、自分では気づきにくいところで評価されているかもしれません。

今回は、いつも現場で一緒に働いている正社員の先輩たちが、アルバイトの品出し作業に何を求めているのか、というテーマでお話ししたいと思います。これは、私自身の数々の失敗経験と、周りの社員さんの言動から分析した、リアルな本音ですよ。

目次

品出しバイトの「評価基準」って、実はシンプルなんです

品出しバイトって、時給も発生するお仕事ですから、当然ながら「お店にとってプラスになる働き」が求められます。でも、それが具体的に何を指すのか、最初はどう考えても分かりませんよね。

私も最初は、「とにかく早く並べればOK」だと思っていました。それが間違いだったと気づいたのは、ある日、大量の調味料を補充していたときです。

私が一生懸命、定位置を探さずに「とりあえず、空いているスペースに」と入れていったところ、休憩明けに通りかかった社員のTさんが、一言も発さずに、私の補充した棚をすべて出し直し始めたんです。その背中を見て、「ああ、スピードだけじゃダメなんだな」と悟りました。

社員さんがアルバイトの品出しに求めるものは、派手なスキルではありません。主に以下の3点に集約されると私は考えています。

  • 正確性(ルールを守れているか)
  • 継続性(毎回同じ品質で作業できるか)
  • 状況判断力(困ったときに報告・相談ができるか)

これらは精神論ではなく、日々の作業の中で意識すれば誰でも身につけられる技術です。

1.「ミスの少なさ」こそが、社員さんが一番評価する点です

社員さんが最も重要視するのは、間違いなく「ミスがないこと」です。

先ほどお話しした、私が調味料の棚を台無しにした件。あれは「ミスの少なさ」という点で、完全に赤点を取ったわけです。なぜかというと、ミスが起きると、結局誰かが修正しなければならないからです。

社員さんは、正社員として「お店全体の売上」や「在庫管理」に責任を持っています。アルバイトのミス一つで、その負担が増えることを一番避けたいのです。

具体的に品出しで起こりがちなミスと、社員さんの視点を解説します。

商品間違い補充の恐怖

これは私が経験した、お菓子での失敗です。塩味とチーズ味が並んでいて、パッケージの配置がそっくりだったんですね。焦っていた私は、塩味を補充すべきチーズ味の棚に、思いっきり塩味を並べまくってしまいました。

後で気づいた社員さんは、それを見て少し顔を引きつらせていましたね。彼らにとって、それは「在庫が合わない」「売上計算がおかしくなる」という大きな問題に直結します。

社員さんが見ているポイント:

  • 商品名とJANコード(バーコードの下の番号)を、棚札と照合しているか。
  • 同じメーカーでも、味が違うものはちゃんと区別できているか。

「先入れ先出し」の徹底度

「先入れ先出し(SA-SA)」って、品出しの基本中の基本ですよね。賞味期限が近いものを前に出し、新しいものを後ろに入れることです。

私も最初は面倒くさくて、新しいものを手前にドーンと置いてしまいがちでした。でも、これが在庫ロスの原因になります。社員さんは、バックヤードの在庫状況や発注のタイミングを考えて作業を進めているので、ルールが守られていないと、全体の流れが崩れてしまうんです。

社員さんが見ているポイント:

  • 新しい商品を入れる際、既存の商品を乱雑に動かしていないか。
  • 見た目がキレイなだけでなく、日付管理ができているか。

2.「波風を立てない仕事」ができるかどうかも重要

私は人間関係が得意ではないので、職場で波風を立てないことを最優先に考えてきました。それは品出し作業においても同じです。

社員さんが望むのは、あなたに「新しいアイデア」を出してほしい、ということではありません。むしろ、「与えられた手順を淡々と、一定のクオリティで実行してくれること」なんです。

私は、人間関係のストレスを避けるために、自主的に飲み会には参加しない、というスタンスを貫いています。それと同じで、仕事でも「余計なことをしない」ことが、結果的に社員さんからの信頼につながると思っています。

自分の作業スペースをきれいに保つ

これは意外と見られています。作業中に使った段ボールやラップ、台車の置き場所など、周囲への配慮です。

一度、私がドリンクケースを運んでいる最中に、台車の角で床に置いてあった飲料ケースに激突させてしまい、缶が数本凹んでしまったことがありました。その時、すぐに先輩に報告したのですが、その後の後始末の仕方が雑だったらしく、「次は、作業中は周囲の障害物を意識しろ」と静かに言われました。

社員さんが見ているポイント:

  • 作業エリア周辺に、不要なゴミや資材を放置していないか。
  • 台車や機材の扱いが丁寧で、他の作業の邪魔になっていないか。

3.「困った時にどう動くか」で、あなたの評価は決まる

品出し作業中、絶対に必ず「わからないこと」や「予期せぬ事態」に遭遇します。発注が来ていないのに棚が空いている、どこに何を置くか不明な新商品が来た、などなど。

ここで大切なのは、「わからないから放置する」のではなく、「どう動くか」です。

私は、前述したように「ミツカン酢」を「みつかんす?」と聞き間違えてパニックになった経験があります。あの時、自分で考えて時間を浪費するよりも、すぐに先輩に「今、〇〇を〇〇と理解しましたが、合っていますか?」と確認すれば、1分で解決したはずなんです。

社員さんが見ているポイント:

  • 作業に行き詰まったとき、すぐに報告・連絡・相談ができるか。
  • 質問する際、「自分でどこまで考えたか」を伝えられるか。(「これは〇〇だと思いますが、合っていますか?」)

まとめ:気合より「冷静さ」が武器になる

品出しバイトは、体力的にもきつい時がありますし、汗だくになって、ビールケースの跡が腕に残ることもあります(私の体は今や勲章だらけです(笑))。でも、社員さんが求めているのは、あなたがどれだけ汗をかいたか、ではありません。

彼らが求めているのは、「正確に、ルール通りに、お店の在庫を整えてくれる人」です。

あなたがどんなに気合を入れても、ルールを無視した作業は、お店にとってはマイナスでしかありません。逆に、最初は遅くても、一つ一つの動作を「これはなぜこうするんだろう?」と冷静に分析し、確認を怠らなければ、社員さんからの信頼は確実に得られます。

焦らず、一つずつ確実に。あなたがミスなく作業をこなせるようになれば、社員さんもあなたを信頼し、余計な声かけをせずに、自分の仕事に集中させてくれるはずです。

あなたは、お店の在庫を支える大切な一員です。これからも、現場で一緒に頑張りましょうね。応援しています!

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