新商品が入荷した日:品出し担当者のワクワクと苦労

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新商品が入荷した日:品出し担当者のワクワクと苦労

新商品が入荷した日。正直、品出し担当者にとっては「歓迎」と「戦慄」が同時に訪れる、特別な一日なんです。

皆さんは地域密着スーパーで品出しバイトを始めたばかり、あるいはこれから始めようとしているんですよね。新商品が入ると、なんだかお店の雰囲気が変わる気がして、少しワクワクしませんか? でも同時に、「あれ?これ、どこに置くの?」「新しい陳列、覚えられるかな?」って不安になるのも、めちゃくちゃよく分かります。

私もそうでした。だって、私たちの仕事は「ただ商品を棚に並べるだけ」じゃないんですから。今日は、新商品が入荷した日の裏側で、私たちがどんなことを考えて、どんな戦いをしているのか、正直にお話ししたいと思います。

目次

新商品ラッシュ!「ワクワク」の正体とは?

新商品が入荷する日って、なんだかウキウキしますよね。特に私が働くスーパーだと、たまにすごく斬新なお菓子とか、季節限定のドリンクが入ってきたりするんです。

「わ、これテレビで見たやつだ!」とか、「美味しそう!試したいけど、まずはちゃんと陳列しなきゃ」って、ちょっとした好奇心が湧きます。自分たちが新しい風を店に吹き込んでいるような感覚になる、と言えば大げさでしょうか。

特に新商品がどーんと入荷した日は、陳列棚が一新されるチャンスでもあります。ベテランの先輩たちが「ここをこう変えるぞ」ってテキパキ指示を出すのを見るのも、勉強になります。新しい配置を覚えるのは大変ですが、お店がリフレッシュするのを見るのは、品出しバイトの醍醐味の一つかもしれません。

しかし現実はシビア!「戦慄」の瞬間

ただ、ワクワクは一瞬で消え去ります。なぜなら、新商品は「場所の確保」と「情報確認」という二つの大きな壁を伴うからです。

私は初めて新商品の納品を担当した時、本当に焦りました。いつもの定番品と違って、まだ棚の定位置が決まっていないわけです。

納品トラブルと私の失敗談

ある時、いつもは置いていないメーカーの高級そうなドレッシングが、段ボールで山積みになって届きました。先輩から「このスペースに入れておいて」と指示されたのですが、棚を見てみると、既存のドレッシングの棚は既にパンパン。

焦った私は、「とりあえず、このメーカーの隣に詰め込めばいいか」と安易に考え、段ボールを無理やり押し込みました。その結果、後ろにあった調味料の瓶を数本押し出してしまい、床に盛大に割ってしまったんです……。幸い、ガラスではなくプラスチックの調味料ケースだったのですが、中身が棚の下から横から溢れ出てきて、後始末に1時間近くかかりました。

先輩からは「なんでスペース確認しないの?」と冷たい一言。もちろん私のミスです。気合が足りなかったのではなく、「既存の商品スペースをどう調整するか」という視点が完全に欠けていたのが原因でした。新商品は、既存の売場の「スペースを奪う」わけですから、その調整が必須なんです。

新商品導入時に初心者が確認すべき「3つの鉄則」

私が数々の失敗から学んだ、新商品が入ってきたときに絶対に確認すべきことを、具体的にお伝えします。これは精神論ではなく、技術論です。

1. 新商品の「住所」を絶対に確認する

新商品は、いきなり棚に並べるのではなく、まず「仮置き場」や「バックヤードの専用エリア」に置かれることが多いです。ここで大事なのは、「最終的な棚の場所」を絶対に聞いておくことです。

「すみません、この新商品の最終的な陳列場所は、いつ頃決まりますか? 〇〇棚のどこでしょうか?」と、具体的に聞いてしまいましょう。もし聞けない雰囲気なら、納品伝票や発注リストに印がついているはずなので、それを先輩に見せながら確認するのが安全です。

2. フェイスと高さを徹底的に比較する

新商品が入るということは、既存の商品のどれかが「一時的に減る」か「場所を譲る」かのどちらかです。新商品のパッケージサイズをよく見て、既存商品のどのフェイス(見せている面の幅)を減らすのか、確認します。

そして、陳列の高さ。私たちは基本、お客様の目線に合わせて陳列しますが、新商品は特に、前の列よりも少し前に出して、一番目立つように配置する(これがフェイスアップの基本です)必要があります。前の商品との高さを揃える作業は、慣れないうちは時間がかかります。ここは焦らず、少し時間をかけてでも高さを揃える練習をしてください。綺麗に揃うと、それだけで棚がプロっぽく見えますから。

3. 発注担当者との連携を確認する

地域密着型のスーパーだと、発注担当の社員さんやチーフと品出し担当者が密接に連携していることが多いです。新商品のテスト導入の場合、「初回だけ多めに発注しているのか」「しばらくこれで様子を見るのか」という情報が重要になります。

もし在庫が少なすぎると、初動で売り切れてしまい、せっかくの新商品が「なかった」ことになりかねません。もし、この情報が手に入らなければ、とりあえず最初は「少なめに、でも欠品しない程度」で補充し、売れ行きを見てから発注担当者に確認を取り直す、という手順を踏むのが現実的かもしれません。

失敗はセットです。でも、そこから学ぶことが全て。

新商品導入の日は、必ず何かしらのトラブルが起こります。私がそうでしたし、ベテランの方でも必ずミスはします。

この前も、新しいゼリー飲料のパックを搬入した際、台車に積んだまま急いで曲がったら、台車の角でパックを突き刺してしまい、数本分のジュースが床にドバドバと漏れ出したことがあります。あの時の青い液体が広がる光景は忘れられません(笑)。

でも、大事なのは、その失敗から「次はどうすれば同じミスをしないか」を考えることです。

新商品の導入は、あなたの品出しスキルを一段階レベルアップさせる絶好のチャンスです。「分からないことを放置しない」「焦って詰め込まない」「既存のルールを一旦疑ってみる」この3つを意識するだけで、あなたの新商品対応は格段にスムーズになるはずですよ。

新しいことに挑戦するのは、エネルギーがいりますよね。正直、私も毎日疲れています。でも、あなたが一つ一つ、確実に仕事を覚えていく姿を想像すると、本当に応援したくなります。大丈夫、一つ一つクリアしていけば、必ずあなたは頼れる品出しのプロになれますからね。焦らず、自分のペースで頑張っていきましょう!

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