棚の「仕切り板」は動かすな!棚割りの意味と陳列の基本ルール

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棚の「仕切り板」は動かすな!棚割りの意味と陳列の基本ルール

「先輩に言われたから」で動かしてませんか?棚の「仕切り板」は絶対にいじっちゃダメな理由

こんにちは、「しなナビ」です。品出しバイトの世界へようこそ!

今日、皆さんと一緒に考えていきたいのは、スーパーの棚にある「仕切り板」についてです。

「ここに商品が収まらないから、ちょっと仕切り板を動かして入れやすくしよう」とか、「このスペースを広く取りたいから、仕切り板を端に寄せちゃおう」なんて考えたこと、ありませんか?

私も新人の頃は思いました。だって、現場で一番使いやすいように調整したいじゃないですか。特に、商品がパンパンに入っていて、どうやっても綺麗に収まらない時なんて、思わず手が伸びそうになるんですよね。

でも、結論から先に言います。品出しバイトの皆さん、仕切り板は絶対に安易に動かさないでください。

これは、私自身の大きな失敗体験から学んだ、血と汗と涙の結晶のような教訓なんです。今日は、なぜ仕切り板を動かしてはいけないのか、そして棚割りが持つ本来の意味について、私自身のリアルな失敗談も交えてお話ししていきますね。

目次

仕切り板を動かした私の「大失敗」事件

私がこの教訓を学んだのは、ちょうどバイトを始めて2ヶ月くらいの頃でした。

その日、担当したのは調味料コーナーの醤油や味噌が並ぶ棚です。そこは、メーカーごとに棚の幅が決まっているのですが、ある特定のメーカーの「特売品」が、通常の棚幅だとどうしても収まりきらなかったんです。

「あれ?これ、どうやっても綺麗に並ばないな」

そう思った私は、現場の作業効率を上げたい一心で、「よし、このメーカーの場所だけ、隣のほとんど動かさない商品の仕切り板を3センチほど右にずらしてやろう!」と勝手に判断してしまいました。

結果、どうなったと思いますか?

その3センチが、後々大きな混乱を生みました。

翌日の朝礼で、発注担当の社員さんが「昨日、Aメーカーの棚の場所がズレてて、発注入力が全部狂ったんだけど、誰か触った?」と、かなりピリッとした空気で尋ねてきたんです。

その時、冷や汗ダラダラでした。なぜなら、そのズレを作ったのが私だったからです。

結局、自分が動かしたことを正直に話しました。すると、社員さんからこう言われたんです。「しなナビさん、仕切り板一つ動かすと、そこから連鎖的に全てのメーカーの在庫数が狂うんだよ。君が3センチ動かしたせいで、別の商品の発注数が実際より多く入力されて、過剰在庫になるリスクが出たんだ」と。

ああ、そうか、と。私はただ「並べやすくした」つもりだったんですが、それは会社全体の在庫管理システムを揺るがす行為だったわけです。この一件で、私は仕切り板の重要性を痛感しました。

棚割りと仕切り板が持つ「見えない意味」

なぜ、仕切り板はそう簡単に動かしてはいけないのでしょうか。それは、仕切り板が「棚割(たなわり)」という、非常に重要なルールの一部だからです。

1. 在庫管理の「基準点」である

スーパーの棚は、ただ商品を並べるための場所ではありません。それは、在庫を管理するための「基準」なんです。

私たちが使うハンディターミナルやPOSシステムに入力される「〇〇棚の左から3番目」という情報は、全てこの仕切り板の位置を基準にしています。仕切り板が1ミリでもズレると、システム上の場所と実際の商品の場所が合わなくなり、発注担当者がパニックになる原因になります。

2. 補充効率を守るための設計

「ここに〇〇を〇段、〇個並べる」という指示は、仕切り板の幅に合わせて決められています。もしあなたがその幅を広げたり狭めたりすると、その棚に入るべき量が計算と合わなくなります。

私が前に経験したお菓子補充ミスも、似たような話です。焦って違う場所に、違う味のお菓子を大量に補充してしまった時、結局それを直すのに30分以上かかりました。仕切り板の調整も、それに似た「見えないミス」を生むんです。

3. 欠品や過剰在庫の発生源になる

これが一番怖いところです。

  • 欠品のリスク: 仕切りを広げすぎると、本来入るはずの在庫数が入りきらなくなり、実際には商品があるのに「棚が空いている=欠品だ」とシステムが判断し、無駄に発注してしまうことがあります。
  • 過剰在庫のリスク: 逆に狭くしすぎると、あるべき在庫が入りきらず、棚からあふれたり、床に置かれたりして、最終的に「どこに行ったか分からない在庫」になってしまうんです。

忙しい時こそ「原点回帰」でミスを防ぐ

品出しの現場は、スピードが求められます。「今日は人が少ないから急がないと!」というプレッシャー、よく分かります。私も、荷崩れを起こしたり、お酒を倒してしまったりと、焦りからくる失敗は数えきれません。

ただ、経験上、「焦って何かを変える」ことが、一番のミスの元だと学びました。

仕切り板の調整なんて、現場で一番「触ってはいけない領域」です。

もし、本当に商品が収まらない、棚の幅が明らかに間違っている、と感じたら、絶対に自分で直そうとしないでください。

やるべきことはシンプルです。

  1. 記録する: どのメーカーの、どの棚の仕切り板が問題かを確認します。
  2. 報告する: 責任者や社員さんに、「この場所、特売品が収まらないので、棚割りの見直しが必要かもしれません」と報告します。
  3. 待つ: 指示があるまで、無理やり押し込んだり、ずらしたりせず、次の作業に移ります。

「これくらいなら大丈夫だろう」という軽い気持ちが、現場全体を巻き込む大きな混乱につながることがあります。特に新人のうちは、「自分はまだ全体像が見えていない」という前提で行動することが、結果的に一番早く成長し、現場に貢献する方法だと私は信じています。

私も、この「仕切り板事件」以降、不明点があれば必ず誰かに確認する癖がつきました。人間関係が苦手な私ですが(笑)、仕事のミスだけは避けたいですからね。

皆さんがこれから品出しの現場で、一つ一つの棚と向き合うとき、その仕切り板の奥にある在庫管理の仕組みを少しだけ思い出してみてください。

焦らず、まずは与えられた配置を尊重すること。それが、地域密着スーパーの品出しバイトを長く続けるための、地味だけれど最も大切な技術ですよ。今日も一日、お疲れ様でした!明日も頑張りましょう💪。

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