「何年も面接なんて受けていないし、履歴書に書けるような立派な職歴もない……」
「コミュニケーションが苦手だけど、面接でちゃんと話せるかな?」
40代で品出しバイトに応募しようとした時、私も同じような不安を抱えていました。
ネットの求人サイトからポチッと応募し、面接の電話がかかってきた時は、心臓がバクバクしたものです。
しかし、実際に地域密着型スーパーの面接を突破し、1年働いてみて分かったことがあります。
それは、スーパーの面接で求められているのは「立派な経歴」や「高いトークスキル」ではないということです。
今日は、私が実際に採用を勝ち取った面接のリアルな裏側と、コミュ障でも乗り切れる準備のコツをお話しします。
- 履歴書の真実: 完璧じゃなくてもOK。採用側が本当に見ているポイント
- 志望動機の正解: 「家から近い」「生活のため」という本音が最強の武器になる理由
- 最大の採用基準: コミュニケーション能力をカバーする「シフトの融通」
- コミュ障の生存戦略: どもりや聞き返しを防ぐ、事前のシミュレーション術
- 当日の落とし穴: 服装と持ち物、そして「指定口座」の罠
1. 履歴書は「完璧」じゃなくていい?採用の裏側
何年かぶりに履歴書を書くとなると、どうしても「よく見せなきゃ」と力が入ってしまいますよね。
でも、安心してください。過去に品出しに直結するような輝かしい職歴がなくても、事実を淡々と書けば十分です。
私自身、工場での派遣社員などの経験しかなく、スーパーの業務に関連する職歴はありませんでしたが、特に問題視されませんでした。
後から職場の内情を知って納得したのですが、人手不足の現場では「誰でもいいから、とにかく確実に来てくれる人が欲しい」というのが本音です。
履歴書の美しさよりも、「面接にちゃんと来るか」「普通に会話ができるか」という最低限の確認書類として見られている側面が強いのです。
しなナビ店長はいつも「人がこない~」って言ってます。
2. 志望動機は「本音」が採用側への最強のアピールになる
「志望動機って、どう書けばいいの?」と悩む方も多いでしょう。
私は面接で、変に飾ることなく以下の2つを正直に伝えました。
- 「生活費を稼ぐためです」
- 「家から近いからです」
一見すると適当に聞こえるかもしれませんが、実はこれが採用側にとっては非常に強力な安心材料になります。
採用担当者の視点に立ってみましょう。
「生活のため」という理由は、「すぐには辞めず、真面目に長く働いてくれそう(バックレる可能性が低い)」という信頼に繋がります。
また、「家から近い」という理由は、「通勤のストレスがなく、遅刻や悪天候での欠勤リスクが低い」という最大のメリットになります。
無理に「御社の経営理念に共感して……」などと背伸びをする必要はありません。
あなたの等身大の理由が、そのまま「雇う側のメリット」になるのです。



1週間くらいで来なくなる人はやっぱりいますからね。
3. 面接官が一番見ているのは「シフトの融通」
スーパーの飲食コーナー(イートイン)で行われた面接では、履歴書を見ながら職歴や志望動機など、一般的な質問をされました。
そして、私が採用された最大の要因は、履歴書の内容でもトークスキルでもなく、「条件をすべて飲んだこと」だと確信しています。
面接の中で「この曜日とこの時間帯、この担当場所でお願いできる?」とスーパー側からの提案がありました。
私には特に曜日や時間の制限がなかったため、「はい、大丈夫です」とすべて引き受けました。
その結果、週4時間の「お酒担当」として即決採用されました。
どうしても譲れない条件がある場合は別ですが、「曜日や時間に融通が利く」というのは、どんな立派な自己PRよりも強力な採用の決め手になります。



結局はお酒だけじゃなく、時間が余れば他のこともやりますけどね。


4. コミュ障必見!面接を乗り切るシミュレーション術
私は昔からコミュニケーションが苦手で、緊張するとどもってしまったり、相手の言葉をうまく聞き取れなかったりすることがよくあります。
そんな私と同じようなタイプの方に絶対おすすめしたいのが、「事前のシミュレーション(想定問答)」です。
スーパーの面接で聞かれることは、だいたい決まっています。
- 「なぜうちに応募したの?」(志望動機)
- 「前の仕事はどんなことをしていたの?」(職歴確認)
- 「週に何日、何時から入れる?土日は出られる?」(シフト確認)
- 「体力を使う仕事だけど大丈夫?」(健康確認)
これらに対する答えを、前もって頭の中で(できれば声に出して)準備しておくのです。
想定内の質問であれば、コミュ障でもスムーズに受け答えができます。



「準備をしている」という事実が、面接当日のあなたのお守りになってくれますよ。
5. 面接当日の持ち物と「意外な落とし穴」
面接当日は、「シンプルで無難な清潔感のある私服」で行けば間違いありません。
持ち物は以下の4点を準備しましょう。
- 履歴書(写真を貼ったもの)
- メモ帳とペン
- 印鑑
- 給料振込用の通帳やキャッシュカード
私が引っかかった「口座の罠」
面接の最後に店内を案内してもらい、初日の日程調整と契約書のサインまで進んだのですが、ここで一つ落とし穴がありました。
私が用意していった口座は使えず、「給与振込は指定の地方銀行の口座のみ」と言われたのです。
私はその銀行の口座を持っていなかったため、面接が終わったその足で、急いで口座を作りに行く羽目になりました。
お店によっては「指定の金融機関」があるケースも多いので、面接時に言われても焦らないよう、頭の片隅に入れておいてくださいね。
まとめ:等身大のあなたで大丈夫です
40代で新しい環境に飛び込むのは、とても勇気のいることです。
でも、品出しバイトの面接は、落とすための試験ではなく「一緒に働けるかどうかの確認」の場です。
飾らない本音の志望動機と、少しの柔軟性、そして事前のシミュレーションがあれば、必ず乗り切れます。あなたの新しい一歩を、心から応援しています!
